
よくある質問
Frequently Asked Questions
診察・受診前について
初診ではどんな検査をしますか?
初診では、まず現在の症状やこれまでの経過について丁寧にお伺いします。そのうえで、必要に応じて電子内視鏡による鼻腔内の観察やCT検査などを行います。検査内容は症状や状態に応じて判断しており、すべての方に同じ検査を行うわけではありません。
検査結果や現在の状態については、できるだけ分かりやすくご説明しながら、今後の治療方針を一緒に考えていきます。
診察だけでなく、すぐに手術が必要になることもありますか?
基本的に、受診当日にそのまま手術を行うことはありません。
まずは診察や検査を行い、症状やこれまでの治療歴、生活背景を踏まえて治療方針を検討していきます。
これまで薬物療法を行っても十分な効果が得られなかった場合や、鼻中隔の強い弯曲、鼻腔ポリープの充満など、構造的な原因が強く疑われる場合には、手術という選択肢をご提案することもあります。
ただし、その場で決定を求めることはありません。十分な説明を行ったうえで、ご本人の意思を尊重しながら進めていきます。
なお、鼻血が止まらないなどの症状で受診された場合には、その場で適切な処置を行います。
鼻づまりの原因は自分で分かりますか?
鼻づまりは、風邪やアレルギーだけでなく、鼻中隔の曲がりやポリープなどの構造的な要因が関係している場合もあります。しかし、見た目や感覚だけで原因を正確に判断することは難しいのが実際です。そのため、内視鏡検査や画像検査によって鼻の中の状態を確認することが大切です。当院では、検査画像を実際にご覧いただきながら、できるだけ分かりやすくご説明しています。
これまで他院で治療をしてきましたが、受診しても良いですか?
はい、受診していただけます。
当院は鼻づまりや副鼻腔炎を専門として診療を行っておりますので、これまでの治療経過を踏まえながら、現在の症状や鼻の状態をより詳しく確認し、今後の治療方針を検討していきます。
受診の際には、お薬手帳やこれまでの検査結果などがあればご持参ください。現在受けている治療内容が分かることで、より適切な診療につながります。
マイナンバーカード、資格確認書以外に必要な持ち物はありますか?
マイナンバーカードまたは資格確認書は初診の方、または当月初めて受診される方は必ずご持参ください。そのほか、服用中のお薬が分かるものや紹介状、各種受給者証をお持ちの場合はご持参ください。過去の検査結果や画像データがある場合も参考になることがあります。事前にご準備いただくことで、診療がよりスムーズに進みます。
検査・診断について
CT検査や内視鏡検査は痛みがありますか?
内視鏡検査は、直径約2.6mmと非常に細い耳鼻科専用のカメラを用いて行います。
胃カメラのような太い内視鏡とは異なり、強い痛みを伴うことはほとんどありませんが、違和感や軽い刺激を感じる場合があります。必要に応じて表面麻酔を使用するなど、できるだけ負担を軽減できるよう配慮しています。
CT検査は、座ったまま短時間で撮影でき、痛みはありません。
検査内容については、事前に分かりやすくご説明いたします。
検査にはどのくらいの時間がかかりますか?
診察内容や検査の種類によって異なりますが、内視鏡検査やCT検査そのものは、いずれも数分程度で終了します。一方で、初診の場合は問診や診察、検査、結果の説明などを含めるため、院内での滞在時間はおおよそ1時間〜1時間半程度となることが一般的です。
当日の混雑状況などにより前後することがありますので、時間に余裕をもってご来院いただくことをおすすめしております。
検査結果はその日に分かりますか?
内視鏡検査やCT検査の画像はその場で確認できるため、当日の診察中に結果をご説明します。採血などの検査は結果が出るまでに数日かかります。
手術内容・方法について
どんな場合に手術が必要になりますか?
薬物治療で十分な改善が見られない場合や、鼻中隔弯曲症・鼻茸など構造的な問題が関係している場合に、手術という選択肢をご提案することがあります。すぐに決定するのではなく、検査結果や生活状況を踏まえながら慎重に検討していきます。
手術は全身麻酔ですか?局所麻酔ですか?
手術内容や御本人のご希望に応じて、全身麻酔または局所麻酔を選択します。
鼻の形が変わることはありますか?
下鼻甲介の手術や副鼻腔炎の手術では、鼻の形が変わることはありません。鼻中隔の手術では、まれに鼻中隔の軟骨や骨を取りすぎてしまうと、鼻が低くなる「鞍鼻(あんび)」と呼ばれる状態が生じる可能性が知られています。当院ではこのような合併症を防ぐため、術前に撮影したCTをもとに十分な計画を立て、安全性に配慮して手術を行っています。
手術後に再発することはありますか?
症状の原因や体質によって、術後の経過は異なります。
鼻づまりを改善するための手術については、構造を整える、いわばリフォームのような手術のため、再発することはあまりありません。
一方で、副鼻腔炎の手術については、体質や炎症の程度によって、時間の経過とともに再発することがあります。
そのため、術後も定期的に状態を確認しながら、生活習慣の見直しを含めた経過観察が大切になります。
当院では術後の経過を確認しながら、再発予防も含めて継続的にフォローしていきます。
他院で手術を受けた人の再手術もできますか?
過去に手術歴がある方も診察可能です。現在の状態を内視鏡やCTで詳しく確認し、再手術が適しているかどうかを慎重に判断します。再手術は、癒着や解剖の変化により、通常の手術より難易度が高くなる場合があります。
そのため、状態を十分に評価したうえで、適切な治療方針をご提案いたします。これまでの治療内容が分かる資料(紹介状や手術記録など)があれば、よりスムーズにご案内できますが、必須ではありません。
手術当日・術後の流れについて
手術当日はどのくらい時間がかかりますか?
手術内容や麻酔方法によって異なりますが、来院からご帰宅までには数時間程度かかります。
目安として、
全身麻酔の場合は、
・午前10時開始の手術:午後2〜3時頃にご帰宅
・午後1時開始の手術:午後6〜7時頃にご帰宅
となることが多いです。
局所麻酔の場合は、手術時間が比較的短いため、
・午前10時開始の手術:午後2時頃
・午後1時開始の手術:午後5時頃
にご帰宅される方が多い傾向です。
当日は、術前の説明や麻酔の準備、手術後の状態確認を行い、安全を確認したうえでご帰宅いただきます。
詳しい当日の流れについては、事前にわかりやすくご案内いたします。
手術後はすぐに歩けますか?
術後はリカバリー室で安静にしていただき、体調を確認したうえでご帰宅いただきます。
全身麻酔・局所麻酔ともに、術後1〜2時間前後お休みいただくことが多いですが、個人差があります。
立ち上がった際のふらつきがないかなどを確認し、安全に歩行できることを確認してからご帰宅いただきます。
ご帰宅までの時間は、当日の体調や麻酔の影響によって前後することがありますが、無理のない状態でご帰宅いただきますのでご安心ください。
術後に鼻に詰め物をしますか?どれくらいで取れますか?
手術内容によっては、出血を抑えるためにやわらかい医療用のスポンジ(止血材)を鼻の中に使用します。
手術当日は鼻の中に詰め物が入っているため、鼻づまりを強く感じることがあります。
そのため、当院では翌日に一部を取り除いています。多くの方は、翌日には呼吸がしやすくなったと感じられます。
一方で、鼻の中の粘膜の形を整えるためのものや、癒着を防ぐためのものについては、術後1週間前後で取り外すことが多いです。
出血や腫れはどのくらいありますか?
術後は、軽い出血や腫れ、違和感を感じることがあります。
出血については、手術翌日には大きな出血は落ち着いていることがほとんどですが、
その後も数日〜1週間程度は、鼻を触ったときにティッシュに少量の血が付くことがあります。
腫れについては、多くの方は1〜2週間ほどで「だいぶ落ち着いてきた」と感じられます。
いずれも経過には個人差がありますが、これらは術後によくみられる一般的な経過です。
仕事や学校にはいつから復帰できますか?
復帰時期は手術内容やお仕事の内容によって異なります。
手術当日の夜は、鼻づまりや出血などにより十分に休めないことが多く、翌日は疲れが残ることがあります。
そのため、可能であれば手術翌日はお休みいただくと安心です。
一方で、体調が安定していれば、デスクワークなど体に負担の少ない業務であれば、翌日から復帰される方も多くいらっしゃいます。
ただし、重い物を持つ作業や体を大きく使う業務については、術後1週間程度は控えていただくようお願いしています。
車の運転はいつから可能ですか?
全身麻酔を行った場合、当日の運転はできません。
安全のため、術後しばらくは公共交通機関や付き添いでの来院をご検討ください。
費用・保険・制度について
手術は保険適用ですか?自費になる部分はありますか?
当院で行う手術は、すべて健康保険が適用される保険診療の範囲で行っています。
そのため、手術そのものが自費になることはありませんのでご安心ください。
一方で、手術後のケアとしておすすめしている鼻うがい用の用品(洗浄用の塩など)や、保険会社提出用の診断書などの文書作成については、自費でのご案内となります。
高額療養費制度は使えますか?
健康保険が適用される手術の場合、高額療養費制度の対象となります。
現在は、マイナンバーカードを保険証としてご利用いただくことで、事前の申請なしに自己負担額の上限が適用される仕組みとなっています。
そのため、多くの方は窓口でのお支払いがあらかじめ自己負担限度額までに抑えられます。
なお、マイナ保険証をご利用でない場合などは、従来どおり事前の手続きが必要となることがあります。
制度の利用方法についてご不明な点があれば、お気軽にスタッフまでご相談ください。
支払いはクレジットカードに対応していますか?
当院では、現金のほか、クレジットカード、PayPay、iD、QUICPayなど各種電子決済に対応しています。
手術費用など比較的高額なお支払いにも対応しやすいよう、複数の決済方法をご用意しています。
なお、利用可能な決済方法は変更となる場合がありますので、詳しくは受付までお問い合わせください。
手術費用の目安を教えてください。
手術内容や検査内容によって費用は異なりますが、保険診療の場合、多くの方は高額療養費制度を利用されるため、実際のご負担額は所得区分に応じて決まります。
そのため、最終的なお支払い額は個人ごとに異なりますが、診察時に現在の状態や予定される手術内容をもとに、おおよその目安をご案内いたします。
詳しい金額や制度の内容についても、個別にわかりやすくご説明いたしますので、ご不明な点があればお気軽にご相談ください。
術後のケア・再診について
通院はどのくらいの頻度・期間が必要ですか?
術後は状態を確認するため、一定期間の通院をお願いしています。
目安として、術後1か月程度は週に1回のペースで3〜4回ほど通院いただくことが多いです。
その後、経過が順調であれば、1か月ほど間隔をあけて、術後2か月頃にもう一度受診いただくケースが一般的です。
ただし、手術内容や回復の状況によって通院頻度や期間には個人差があります。
そのため、状態に応じて無理のない通院計画をご提案いたします。
手術後、鼻の通りはいつ頃よくなりますか?
術後すぐは、腫れやかさぶたの影響で鼻づまりを感じます。
その後、時間の経過とともに徐々に状態は変化していき、多くの方は1週間ほどで落ち着いてきたと感じ、2週間ほどで一段落したと感じられることが多いです。
ただし、鼻うがいの継続や生活習慣(喫煙の有無など)によって、傷の治り方には個人差があります。
そのため、定期的な診察で状態を確認しながら経過をみていき、術後の注意点についてもその都度ご説明いたします。
術後に鼻をかんでも大丈夫ですか?
術後しばらくは、鼻の中に血や分泌物がたまり、鼻づまりを感じることがあります。
このとき、強く鼻をかむと出血しやすくなるため、術後1〜2週間程度はお控えください。
特に、鼻を強く押さえたり、力を入れて何度もかむような動作は避けてください。
一方で、軽く鼻をかむ程度であれば問題ありません。
無理に出そうとせず、自然に出てくる範囲でやさしくかむようにしてください。
具体的な注意点については、術後にあらためてご説明いたします。
術後のスポーツや入浴の制限はありますか?
激しい運動や長時間の入浴は、一定期間控えていただくことがあります。
術後は鼻の中が傷の状態になっているため、血流が急に増えると出血しやすくなります。
そのため、術後1〜2週間程度は、激しい運動や長時間の入浴(長風呂)はお控えください。
日常生活の再開時期には個人差がありますので、診察時に状態を確認しながらご案内いたします。
鼻づまり以外の症状改善について
鼻づまり以外の症状(頭痛・いびきなど)も改善しますか?
鼻づまりを改善することで、頭痛やいびきなどの関連する症状が軽くなることがあります。
一方で、これらの症状は原因がさまざまであるため、すべての症状が必ず改善するとは限りません。
実際には、症状の原因や状態によって効果の出方に個人差がありますので、診察時に詳しくお話を伺いながら、どの程度の改善が期待できるかをご説明いたします。
予約・アクセス・その他について
予約なしでも受診できますか?
当院は予約制となっております。
当日予約も受け付けておりますので、受診をご希望の場合はお電話にてご予約ください。
なお、予約状況によってはご希望の時間にご案内できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
駐車場はありますか?
専用駐車場はありませんが、下記の提携駐車場をご利用いただけます。
※提携駐車場 三井のリパーク
京都タワー東 駐車場 〒600-8212 京都府京都市下京区塩小路町527ー1
また、当院は京都駅から徒歩3分の場所にあるため、公共交通機関でのご来院も便利です。
子どもや高齢者でも手術を受けられますか?
年齢だけで判断することはなく、全身状態や症状を総合的に評価して適応を検討します。まずは診察にてご相談ください。
遠方から受診する場合、当日帰れますか?
当院では、京都府外の他の都道府県から受診される患者さんも多くいらっしゃいます。
日帰り手術は可能ですが、術後の体調や麻酔の影響を考慮し、手術当日は入院または近隣の宿泊施設でのご滞在をおすすめしています。
宿泊施設のご予約は患者さんご自身でお願いしておりますが、ご不明な点があれば事前にご相談ください。
